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映画『美しい人 La Belle Personne』

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続けてフランス映画祭。

映画『美しい人 La Belle Personne』を見ました。
クリストフ・オノレという監督の新作です。
この監督さん、結構多作な人だと思うのですが、ほとんど日本では公開されてません。
なので、映画祭で見てみたわけ…。

いやあ、久しぶりにフランス映画!ていうフランス映画を見た感じです。
(要は、スタイルが古いって感じ?)

高校教師と女子高生と彼女のボーイフレンドの三角関係。ってのが大筋。
もっと詳しく書くと、「16歳のジュニーは母親の死後、通っていた高校を転校する。新しい学校で、ミステリアスな雰囲気と美しさを持つ彼女は、たちまち男の子グループの人気を集めるのだった。しかし彼女は、その中でも一番おとなしいオットーの恋人になる。だが、ほどなくして、ジュニーはイタリア語教師ヌムールにも激しく求愛されることに……。二人の間に生まれた恋の情熱は、消え去る宿命にあった――。」ということらしい。

このルイ・ガレル演じる高校教師がまたひどいんだ。
ジュニーと出会う前には、同僚の教師と別の女子高生と二股かけてて、ジュニーに出会うと一気にふたりを振って…みたいな…。
おい、おい。
「フランス人にとって恋こそ命」みたいなフレーズを昔聞いたことがあったような…。
それを絵に描いたような状態なわけでして…。
そんな中、ひとり冷静なのがジュニー。
溺れないところが新しいのか?それとも前から描かれている女性像なのか?

はああああ。まあ、とにかくどっかで見たことがあるフランス映画って感じでした。

あ、ジュニー役のレア・セイドゥという女優さんがとても良い。
タランティーノの新作に出演が決まっているらしいですが、流石タラちゃん、女を見る目がある!

by dobbymylove | 2009-03-13 18:26 | Movie

映画『夏時間の庭』

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オルセー美術館開館20周年記念作品として製作された映画『夏時間の庭』を見ました。

本当は5月に劇場公開されるらしいけど、今日から始まったフランス映画祭のオープニング作品でした。

オリヴィエ・アサイヤス監督最新作。フランス映画好きだったどび~としては何とも懐かしい監督さんなんですわ。

今年オスカーを受賞したダニー・ボイルとか、マドンナの元旦那となったガイ・リッチーとかがロンドンから出てきて、「おおお、イギリス映画面白い!」みたいなときぐらいに、何となくこの人もフランス映画界を引っ張っていく若手監督ってイメージがあったような…。
(時代設定に誤りがあるかもしれないけど…。)
まあ、どび~の印象としてはそんな人なんですよ。

まあ、そんな人の最新作がこの作品。

舞台はパリ郊外にある一軒の邸宅。ここは名のある画家であった大叔父ポール・ベルティエが生前使っていたアトリエだったところで、そこには年老いた母親がひとりで住んでいる。家の中には壁に飾ったルドンの絵、ブラックモンの花器など大叔父の美術品コレクションが溢れている。年老いた母親は自分の死後、そのコレクションの行方を心配していた。その後、大叔父の回顧展が開かれ、それから一年後、突然母親が亡くなってしまう。ジュリエット・ビノシュ演じる娘を含めた3人兄妹に託されたコレクションの行方は…。

何だか、これだけ書くとサスペンスめいてますが、全くもってサスペンスとは違いまして、ドラマです。

本当にオルセー美術館に飾られているという美術品と共に、エレガントという言葉がぴったりの母親役のエディット・スコブ。
この女優さんは1937年生まれということなので、72歳ってことでしょうか?若いかも…。
クリスチャン=スコット・トーマスが年老いたら、こんな感じになるんじゃないかな?って感じです。

映画自体は、ちょっとテンポが甘いところなんかもあるんですが、何となくゆったりと《エレガント》な気分を味わえるって感じです。

良いねえ、《エレガンス》。
優雅って言葉だけど、それだとちょっと重いかな?
どび~語としては「品がある」ってことでしょうか…。
パリジェンヌは(特にちょっと年上のね)、《エレガンス》をモットーにお洒落をするってどこかで読んだ気が…。
大切です。《エレガンス》。

いやあ、一昨日、とあるホテルでとある私立大学の謝恩会が行われていて、女子学生たちの服装が…。
どうにもこうにも、どび~には"チープな”キャバ嬢にしか見えなくて愕然としたわけです。
ぺらっぺら~で(ポリエステル?)、また似合ってないの。は~。
やっぱりねえ~、まずは派手で細い美人以外は、ああいうロングドレスは着てはいけない!
シルクかポリエステルかは一目見ればわかるねえ~。
びっくりしました…。今の謝恩会ってこんな感じなの????って…。
結婚式の披露宴に招待されても、あんな格好で着ちゃうんじゃないでしょうか????と疑問を持ってしまった…。
怖すぎです…。

まあ、大学によって違うと信じたいんですけれどね…。

今日の合言葉は《エレガンス》
これに決まり。

by dobbymylove | 2009-03-13 13:47 | Movie

Jean Paul HEVIN

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今、六本木。
本当はこんな風にチョコレートケーキを食べる予定じゃなかったのだが、時間があって目の前にJean Paul HEVIN

そうなると、味わってみたくなるのがどび~です。
入ってました。
本当はタルト・オ・ショコラが良かったけど、完売…。

最もビターな感じのをチョイス。
でもやっぱりケーキです。
甘い…。濃厚にして甘い。
何て言うか甘さが後に残ります。
うーん。美味しい。でも甘過ぎ…。かな?

by dobbymylove | 2009-03-09 15:33 | 東京散歩

2009年3月劇場公開作品

なんだか、とっても3月に公開される映画が多いという噂を聞いたので書き出してみた。
本当だ、とっても多い…。

3月7日(土)
ヤッターマン 邦画界の鬼才、三池崇史監督が人気テレビアニメーション「ヤッターマン」を実写化した型破りな娯楽大作。

花の生涯~梅蘭芳(メイランファン)~ 『さらば、わが愛/覇王別姫(はおうべっき)』のチェン・カイコー監督が再び京劇の世界に戻り、実在した女形の名優、メイ・ランファンの最盛期を描いた時代劇。

超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります! 大人から子どもまで世代を問わず、幅広く愛されている超人気アニメーション「ケロロ軍曹」の劇場版第4弾。

映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史 1980年以来、春映画の顔として国民的な人気の「映画ドラえもん」シリーズの、声優陣やキャラクターデザインを一新した新シリーズの劇場版第4弾。

長江にいきる 秉愛(ビンアイ)の物語 中国の国家的プロジェクト三峡ダム建設による移住計画に抵抗する農民女性、秉愛の生き様を7年間見つめたドキュメンタリー。

ゼラチンシルバーLOVE 広告、ファッション、雑誌などを中心に第一線で活躍する写真家、操上和美が、永瀬正敏と宮沢りえを迎えて初メガホンを取ったアーティスティックなサスペンス。

パッセンジャーズ 飛行機事故で奇跡的に生還した5人の乗客のカウンセリングを担当するセラピストが、不可解な事態に巻き込まれていく心理サスペンス。
→ 見ました。ゴースト落ちってもう良いよねえ~って感じ。
ジェネラル・ルージュの凱旋 現役医師・海堂尊の大ベストセラーを竹内結子と阿部寛の主演で映画化した、医療ミステリー『チーム・バチスタの栄光』の続編。
→ 見ました感想は映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』まで。

ダウト ~あるカトリック学校で~ オスカー俳優のメリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンが、鬼気迫る演技でぶつかりあ合う心理サスペンス・ドラマ。

デメキング DEMEKING 独特の作風で熱狂的なファンを持つ鬼才漫画家いましろたかしの同名漫画を映画化。

U2 3D 世界的ロックバンドU2の、「ヴァーティゴ・ツアー」の模様を最新のデジタル3D技術を駆使して収めたコンサート・フィルム。

つみきのいえ 2008年度アカデミー賞短編アニメ賞を受賞したハートウォーミング作品。

オンナゴコロ 仕事も恋もうまくいかない不感症のヒロインが、ダーツを通して自分を見失い取り戻していく姿を描いた青春ドラマ。

STOP THE BITCH CAMPAIGN 援助交際撲滅運動 自殺した妹の謎を追う姉が、“援助交際撲滅運動”と称して女子高生を襲う謎の男の存在を突き止め、壮絶な戦いに身を投じていく過激なドラマ。

3月13日(金)

DRAGONBALL EVOLUTION 「週刊少年ジャンプ」にて連載され、爆発的人気を獲得した鳥山明の大ヒット・コミックをハリウッドで実写映画化。]

3月14日(土)

Beauty うつくしいもの 長野県の秘境・伊那谷を舞台に、同地に伝わる村歌舞伎に生涯をささげた男と、彼の舞台上の伴侶である男との80年にわたるきずなを描いた人間ドラマ。

PLASTIC CITY 日系ブラジル人青年にふんするオダギリジョー主演による、ブラジルの裏社会を舞台にしたアクション・スリラー。

マダガスカル2 動物園を飛び出した動物たちが、たどり着いたマダガスカル島で大冒険を繰り広げるドリームワークス・アニメーション『マダガスカル』の続編。

ホノカアボーイ 人気作家・吉田玲雄の同名原作を映画化したハートウォーミング・ストーリー。

THIS IS ENGLAND 1980年代初頭のイギリスを背景に、フォークランド紛争で父親を亡くした少年が仲間と出会い、自分の生きる道を見いだしていく社会派青春ドラマ。
→ 見た、見た。前半は良い感じ。後半、かなり社会派です。

映画は映画だ ヤクザをリアルに演じたいスター俳優と、俳優になりたかったヤクザが出会い、お互いが住む世界に惹(ひ)かれていくアクション・ドラマ。

PVC-1 余命85分 2000年にコロンビアで実際に起きた誘拐事件を基に映画化された衝撃作。

アンダーワールド:ビギンズ 闇の世界の女処刑人が活躍する人気ゴシック・アクション『アンダーワールド』シリーズ最新作。

ダイアナの選択 ローラ・カジシュキー原作の小説「春に葬られた光」を『砂と霧の家』のヴァディム・パールマン監督が映画化した心理劇。

恋極星 幼なじみとの初恋に揺れる少女が過酷な運命と向き合いながら、大人の女性へと成長していくプロセスを描く恋愛ドラマ。

パラレル 車いす生活になったJリーガーとその妻が車いすバスケと出会い、生きる希望を見つけていく姿を描くドラマ。

カフェ代官山 III ~それぞれの明日~ とあるカフェを舞台に、夢と希望にあふれた若者たちの物語が展開する青春ドラマのシリーズ第3弾。

イケメンバンク THE MOVIE ルックスは申し分ないけれど恋愛に不器用な5人の男たちが、一人の女性をめぐり切ない駆け引きを繰り広げるラブ・ロマンス。

SRサイタマノラッパー 埼玉県の田舎街を舞台に、ラッパーとしてライブをすることを夢見る青年たちの姿をヒップホップの数々にのせて描く青春音楽ストーリー。

バオバブの記憶 写真家としても活躍する『ナミイと唄えば』の本橋成一監督が、長年あこがれてきたバオバブの木をテーマに撮ったドキュメンタリー。

3月20日(金)

フィッシュストーリー 『アヒルと鴨のコインロッカー』に続き、伊坂幸太郎の原作を中村義洋が監督したユーモラスでそう快な人間ドラマ。
→ 感想は映画『フィッシュストーリー』まで。

釣りキチ三平 1973年から10年間、「週刊少年マガジン」の看板作品として人気を博した、漫画「釣りキチ三平」の実写映画版。

ドロップ 人気お笑いコンビ、品川庄司の品川ヒロシが自らの青春時代をベースにつづった同名小説を自ら監督、脚本を務めて映画化。

リリィ、はちみつ色の秘密 母の死を悲しみ続けている14歳の少女が、とある3姉妹との共同生活を通じて癒されていく姿を描く感動ドラマ。

ワルキューレ 第二次世界大戦時に実際にあったヒトラー暗殺計画を題材に、トム・クルーズが主演を務める戦争サスペンス。

イエスマン “YES”は人生のパスワード 人生において常に「ノー」を連発してきた後ろ向きな男が、どんなときでも「イエス」と言うルールを自分に課したことから騒動が巻き起こるコメディー。

ベッドタイム・ストーリー 子どもを安らかに眠らせるために語り聞かせる“ベッドタイム・ストーリー”が、現実の世界で実際に起きてしまうというファンタジー・アドベンチャー。

昴 -スバル- 人気漫画家・曽田正人による同名大ヒットコミックを実写映画化。

映画 プリキュアオールスターズDX(デラックス) みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合! 2004年からテレビ放映され、大人気となった「プリキュア」シリーズの映画版作品。

3月21日(土)

REPO!レポ 『ソウ』シリーズのダーレン・リン・バウズマン監督が『ソウ5』を断って挑んだ新感覚ファンタジー。

ハリウッド監督学入門 『L change the WorLd』の中田秀夫監督が、日本からハリウッドに渡った自らの経験を基に、ハリウッドにおける映画産業の内幕を暴くドキュメンタリー。
→ 友達に誘われて見ました。いやあ、中田監督はかなり自虐ネタができる人です。面白い。あと、ハリウッドに行っていたころは本当に大変だったのねえ~。ご苦労様です。

オカルト『グロテスク』などの異才、白石晃士監督が現代の深い闇に切り込んだ超常現象ホラー。

テケテケ 『オカルト』などの鬼才、白石晃士監督が下半身のない女性の霊“テケテケ”に命を狙われるという都市伝説を映画化した衝撃のホラー。

テケテケ2 下半身のない女性の霊に、女子高生が襲われる都市伝説を描いた『テケテケ』の1年後の物語を描いたホラー。

3月27日(金)

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと 子育ての予行演習のつもりで犬を飼い始めた新婚夫婦と、ラブラドール・レトリバーの愛ときずなを描く感動作。

3月28日(土)

フロスト×ニクソン 今や伝説となったインタビュー番組の司会者デビッド・フロストと、ウォーターゲート事件で有名な元大統領リチャード・ニクソンのトークバトルを中心に、番組の裏側で繰り広げられたドラマに迫る話題作。

ウォッチメン 『300<スリーハンドレッド>』を手掛けたザック・スナイダーが、映像化不可能といわれていた同名グラフィック・ノベルを映画化したミステリー超大作。

遭難フリーター 派遣社員として工場に勤務する若者が、自らのカメラでその日々を収めたドキュメンタリー。

相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿 『相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン』も大ヒットを記録した人気シリーズ「相棒」のスピンオフ・ムービー。

ナットのスペースアドベンチャー3D 人類が初めて宇宙に旅立ったアポロ11号に、こっそりと乗り込むハエを主人公にした3Dアニメーション。

初恋 夏の記憶 夏の山間地を舞台に、東京から家族とともに引っ越してきた少年と同地に暮らす少女の、それぞれの初恋模様を描く恋愛ドラマ。

ビートロック☆ラブ 新人ビジュアル系バンドの“LOVEDIVING(ラブダイビング)”が、さまざまなトラブルに直面しながらも、互いに助け合い、衝突しながら成長していく青春ドラマ。

メイプルソープとコレクター 1970年代後半より前衛的な芸術写真で旋風を巻き起こしたアメリカ人写真家のロバート・メイプルソープのキャリアを追い、彼のパトロンでありパートナーでもあったサム・ワグスタッフにも同時に焦点を当てるドキュメンタリー。

バサラ人間 自身の監督作品に自ら活弁をつけて上映するという独自のスタイルで有名な活弁映画監督、山田広野の長編デビュー作。

いとしい人 『恋愛小説家』のオスカー女優ヘレン・ハントが、初監督にして、製作、脚本、主演までこなしたハートウォーミング・ラブストーリー。

マリア・カラスの真実 20世紀最高と名高い歌姫マリア・カラスの実像に迫るドキュメンタリー。

by dobbymylove | 2009-03-05 14:09 | Movie

本『英雄の書』

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宮部みゆき原作『英雄の書』を読了。

彼女の中では『ブレイブストーリー』『ドリームマスター』と同じファンタジー小説の部類というところでしょうか。
これが毎日新聞夕刊で掲載されていたというのは、結構驚きです。
新聞小説の印象というと、時代小説とかドラマみたいな感じだと思っていたもので…。
元来、ファンタジー好きということもあり、ぐいぐいと読み進むことができました。上下2巻。

内容は現実社会で殺人を犯してしまった兄の行方を虚構の世界まで捜しに行く11歳の妹の冒険談。

もうRPGの世界です。是非ともRPGとして作って欲しい。と思ったファンも多いはず。
きっと呪文とかも増えて、世界は広がりますよ~。どうでしょう、ゲーム会社さん?
その上、続編を思わせる終わり方。いつ続編が来るのかが楽しみです。

by dobbymylove | 2009-03-05 10:49 | Book

前世はナニ?

どび~の前世が判明。

どび~は男でした。ほ~ほ~。
どび~はヨーロッパのお城にいました。ほ~ほ~。
石の壁に絵を並べて、それを見ています。
つまりはお抱え画家だったみたいです。ほ~ほ~。

他の前世では、どび~はオーロラを見ています。
エスキモー???

何だかな~。

どび~は高校時代に油絵を描いていたのです。
だから、ひとつめの前世話を聞いたときには、ちょっとびっくりしました。
やっぱ、絵?みたいな…。

で、次にエスキモー…。
これって体型???
ふむ~。

スピリチュアル的に人は何度も輪廻転生するらしい。
ということで、どび~には他にも前世が存在するかも…。

料理人?
中国人?

妄想を膨らませると、ちょっと面白い。

by dobbymylove | 2009-03-02 18:36

胃酸過多

太りすぎ傾向を免れずにいるどび~です。
ストレスという言い訳による食べすぎ…。
とうとう警告が入りました。
胃酸過多
昨日あたりから胃がきりきりと痛み出し、それでも食べてたら、今日はもうたまらん状態です。
それなのに食欲はあるし…。
でも、2日間の断食をすることにしました。
ちょっと、まじでダイエットしなきゃだし…。
丁度良いかもって思ったわけ。
今日・明日は断食です。

by dobbymylove | 2009-03-02 14:13 | Beauty

本『追憶のかけら』

貫井徳郎原作の『追憶のかけら』を読了していました。(1週間以上前に。)

なかなか面白い構成になっています。
戦後まもなく亡くなった作家の遺言にも思われる手紙が小説の3分の2ぐらいを占め、作家の死の原因を紐解きつつ自分の再生をかけた論文作成を企てる大学講師の様子が描かれている。しかし、その手紙にも謎が含まれていて、主人公の大学講師は悪意の渦に巻き込まれていく。
…みたいな感じでしょうか。

手紙の書かれた時期が戦後直後ということのため、何だか松本清張のような、横溝正史のような感じの雰囲気があります。

そして、今回のテーマは「悪意」。

人間、いついかなる時に、かつ誰に悪意を抱かれるかはわからないってことでしょうか…。
怖い怖い…。

特に、どび~は小説の中でも描かれていたハイソサエティに住む人々の慇懃無礼さというか、彼ら独自の持つ価値判断のようなものに、またもや嫌気が…。

実際にもあるんです。ニコニコしながら、とても丁寧な奥様方…。でも、彼らは常に自分たちのソサエティ外の人たちを下に見ていることが…。
それも無意識のうちに。自分たちでは見ていないと口にし、思い込んでいながら…。

そういう姿を傍から見てしまったどび~は、その後、と~っても気になるようになりました。
そんな姿が、この小説でも描かれていて、最後の感動(?)よりもそっちに思いが行ってしまったって感じです(笑)。

by dobbymylove | 2009-03-02 14:03 | Book