新感線プロデュース いのうえ歌舞伎☆號『IZO』 @ 青山劇場

書き忘れてました。
一昨日、新感線プロデュース いのうえ歌舞伎☆號『IZO』を見てまいりました。
青山劇場です。

V6の森田剛くん主演。
「本作はこれまでの新感線とは違う、“いのうえ歌舞伎第二章”として、ドラマ性を重視した作品となっている」ということなのですが、何だか本当に進化してました。
ドラマ重視になってるからっていうより、それがより映像と舞台の融合につながってて、より映画を観てるような感じでした。
演出自体も、カメラワークを気にしたような殺陣になってたり。
ノンストップにストーリーが展開されてて、とっても新鮮だった。
面白かった!

どび~はもともと“人斬り以蔵”こと岡田以蔵を詳しくは知らないんです。
そんなに幕末好きでも、新撰組好きでもない上に、歴史が苦手と来たもんです。
だから、この人の存在は知っていても、詳しい人となりの情報はまるでなし。
とっても、可愛そうな人だったんだなあ…ってのが感想。
あと、人生の無常さを改めて思い知るというか…。
最後のあたりでは、啜り泣きが聞こえるほどでした。

まあ、ひとつだけ気になったのは森田くんの声がガラガラだったってことかな…。
そのために台詞が聞き辛い。正直言って…。
ボイストレーニングをもっとしよう!って思ったんじゃないかな…。
まあ、大声出してあれだけ台詞があれば仕方がないかもしえないけど、他のベテランの方々の声がしっかりしてるだけに、ちょっと残念でした。

by dobbymylove | 2008-01-23 12:38 | Theater