映画『きっと ここが帰る場所』

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どび~一押しの映画『きっと ここが帰る場所』です。

監督:パオロ・ソレンティーノ
出演:ショーン・ペン、フランシス・マクドーマンド、ジャド・ハーシュ、イヴ・ヒューソン、ケリー・コンドン、ハリー・ディーン・スタントン、ジョイス・ヴァン・パタン、デイヴィッド・バーン

かつて絶大なる人気を誇ったロック界のスーパースター、シャイアン(ショーン・ペン)は、あるときを境に、一切表に出ない生活を送るようになる。しかし、そんな平穏な生活を送るシャイアンに、故郷・アメリカから「父危篤」の知らせが舞い込む。しかし生前の父に会うことは叶わなかった。父が、かつてナチSS隊員であったアロイス・ランゲを追い詰めるという宿望を持っていたことを知ったシャイアンは、ランゲを求め、アメリカ横断の旅へと出る…。Cinemacafe


この映画、大好きなんです。

簡単に言うと、自分探しの旅です。
主人公のシャイアンは似ても似つかないけど、MJ=マイケル・ジャクソンなんですよ、きっと。

彼は10代でスーパースターになってしまう。
それは自分の才能もあったかもしれないけど、周りの大人に作られたレールに乗っただけ。
そして、今では落ちぶれて、地道な生活を送る妻もいるけれど、引きこもってしまう。
そんなある日、父親危篤の知らせを受けて、父親の過去を探る=自分を探る旅に出る。

その途中で出会うのが、かつての友人でもあるデヴィッド・バーンで、彼が年取ったけどめちゃくちゃカッコいい!
そこで流れるのが、題名にもなっている「This Must Be the Place」って曲。

ちょ~カッコいい!

そして、そのときの台詞が良いんだ。正確には覚えてないけどね。
シャイアンが「君はすごいよ、アーチストだ」って言うと、
デヴィッドが「君だってスターじゃないか」って答える。
そうするとシャイアンが「違う、僕は周りに作られただけで、アーチストじゃない」って言うの。
自分で作ってるんじゃない。これは自分じゃない。
みたいなね。

映画を見た人の中にはわけわからない…とかいう人がいたけど、簡単に言うとそういうことなのさ!

2012年6月30日よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマライズほか全国にて公開

by dobbymylove | 2012-07-16 16:06 | Movie