本『探偵はバーにいる』
本『探偵はバーにいる 』読了。
札幌の歓楽街ススキノで便利屋をなりわいにする「俺」は、いつものようにバーの扉をあけたが…今夜待っていたのは大学の後輩。同棲している彼女が戻ってこないという。どうせ大したことあるまいと思いながら引き受けた相談事は、いつのまにか怪しげな殺人事件に発展して…ヤクザに脅されても見栄をはり、女に騙されても愛想は忘れない。真相を求め「俺」は街を走り回る。面白さがクセになる新感覚ハードボイルド登場。
映画『探偵はBARにいる』が先週末に公開された。
この映画版は東直己の小説「ススキノ探偵シリーズ」の第2作「バーにかかってきた電話」を原作にしているとのこと。その「ススキノ探偵シリーズ」の第1作がこの小説なのだそうだ。
なるほど。
ということで一作目から。
それほど事件が発生するわけではないのだけれど、何とも情けない主人公・探偵が謎を解いていく。
そのゆるさが読みやすい。
但し、なぜこの探偵が探偵業をしているのか?
それも本来は別の仕事があるということなのだか、それは語られていなかったような?
それとも語られてた????
そのあたりもシリーズの中で語られるのかもしれない。
この作家、東直己という人のことをどび~はまるで知らなかったけれど、何とも写真を見る限り、この人自体が探偵のようだ。
映画版の大泉洋よりも、こちらの方がしっくりとする。
ま、今度、映画版も見てみて、比べてみたいです。
何となく、違う~???って思う気も今からしなくもなく…。
by dobbymylove | 2011-09-11 21:57 | Book