プラナリア

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どび~の行動は本当に何ていうのか、同じことが続くときは続く…。
『チルドレン』は実を言うと1週間前ぐらいに2日ぐらいで読んだのだが、今度は山本文緒の『プラナリア』を読みました(これも友達が貸してくれたのだけど…)。

彼女の書いた『恋愛中毒』を読んだとき、結構面白かった気がしたし、直木賞を受賞した作品でもあったので読んだ次第…。

出版社/著者からの内容紹介
乳ガンの手術後、何をするのもかったるい25歳の春香。この洞窟の出口はどこにある? 働かない彼女たちに現在を映す恋愛小説集

そうなのだ。これまた短編集。だから、本には乳ガンの女性を描いた「プラナリア」以外にも女性たちが描かれている。
でも、何ていうのだろうか、彼女の書いた女性たちはどれもこれも、何かに満足がいかない女性たち(とどび~は思った)。

どび~自身と比べると似ていると言えば似ている。
だから、何だかどこかが嫌だった…。
山本文緒の文章は上手いのでしょうねえ~。だから読んでしまったのだけれど、書かれている内容が、う~む、楽しくない…。
それを後でどうしてだろうと考えるとわかったのが、たぶんどれもこれもどこかが自分に似てるからかもという結論…。
はあ…。そういう意味で、自己嫌悪に陥る本でした…。とほ…。

by dobbymylove | 2004-12-27 01:10 | Book