映画『ヒア アフター』 on ANA

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先週、香港に行ってました。
日本がまだまだ不安な状態なときだったのですが、ちょっと行ってきました。
その行きの飛行機で見たのが映画『ヒアアフター』

映画の内容から上映中止になっていました。なので飛行機で…。

津波で一度死にかけ、呼吸停止中に“見た”不思議な光景が心を離れない女性ジャーナリスト・マリー、かつて霊能力者として活躍したものの、死者との対話に疲れ、いまは工場で働く男・ジョージ、双子の兄を事故で亡くし、もう一度彼と話がしたいと霊能者を訪ね歩く弟・マーカス。“死”に直面した3人の人生が少しずつ交錯し始め、何かが起きようとしていた――。[Cinemacafeから]

確かに…。
冒頭の津波のシーンは今の時期、とんでもありません。
う~む。

しかし、この映画はそこがポイントではないのは勿論です。
マット・デイモン演じるジョージは霊能力者として、愛する人を失った人の心を癒すヒーラーとして活動していたものの、他人の人生を受け入れる重さや、そのことで向けられる他人からの奇異な視線により恋人すらできず、今ではその正体を隠して工場で働いている。
彼は自分の能力をGiftではなくCurseと言って。
確かに霊能力というのはそういうものなのかもしれない。
それが真実であれば真実であるほど。
人はほんの少し助けられるとその相手に感謝を示すが、あまりにも内側に入られすぎると煙たく思う。
勝手な存在なのだから。

そうなのだ。
逆の言葉で言うならば、人は真実が知りたいと思うけれど、真実の奥を知って不幸になる場合もある。
知りすぎないということが大切なのかもしれない。
それでも、人は人とコネクトすることを必要とし、そのことの大切さは今の時期、誰もが痛感している。
しかし、思いやりと節度ということが大切なのだ。

今、世界中から、日本人が持つ思いやりと節度ということが賞賛されている。
地震の被災地の人々の態度から。
では、東京に住むわたしたちはどうなのだろうか?
わたしはどうなのだろうか?

改めて、思いやりと節度の大切さを被災者の人々から教えられた。
そして、この映画を観て、そのことを改めて思った。

2011年2月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開

by dobbymylove | 2011-03-26 09:54 | Movie