本『白い蛇の眠る島』

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次は三浦しをんさんの『白い蛇の眠る島』です。

高校最後の夏、悟史が久しぶりに帰省したのは、今も因習が残る拝島だった。十三年ぶりの大祭をひかえ高揚する空気の中、悟史は大人たちの噂を耳にする。言うのもはばかられる怪物『あれ』が出た、と。不思議な胸のざわめきを覚えながら、悟史は「持念兄弟」とよばれる幼なじみの光市とともに『あれ』の正体を探り始めるが―。十八の夏休み、少年が知るのは本当の自由の意味か―。

文庫で読んだのですが、単行本で出たときは『白蛇島』というタイトルだったそうです。
なんとも直接的な…。

三浦しをんという作家は、結構好きかもしれません。
『まほろ駅前多田便利軒』にしても、本『小暮荘物語』にしても面白かったし…。

なんとも、コンビな感じを書かせるとうまいと思います。

今回は「持念兄弟」です。
なんともファンタスティックな言葉じゃありませんか。
長男にしかもてない他人の兄弟ってことらしいのですが、どび~もほしいです。
それ!
ソウルメイトって感じですか?
それよりも濃い感じです。

いやいや、小説は「持念兄弟」の部分はあくまでもモチーフだとは思うのですが、なんだか、このコンビなのか、それとも荒田と犬丸なのか、どちらかのコンビで続編をひとつって感じなんですけど…。
いや、スピンオフか…。
まあ、どっちでも良いんですが、とにかく読みたい。

いやあ、三浦しをん。
良いです。

by dobbymylove | 2011-02-23 22:14 | Book