映画『冬の小鳥』

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去年の東京国際映画祭《アジアの風部門》最優秀アジア映画賞受賞作品『冬の小鳥』を観ていました(今週末公開です)。

この映画の良さは主人公ジニを演じているキム・セロンちゃんというのがめちゃくちゃ可愛い!
ちょっと大人っぽさもある美人になること請け合いです。
次回作はウォンビン主演の「おじさん」にも出ているし、絶対に大物になります。
演技は上手いし…。
芦田愛菜ちゃんか、このキム・セロンちゃんかです。
彼女を見るだけでも価値はあります。

でも、児童養護施設を舞台にしてるから、今の日本とはちょっと遠い世界なのかな?って気がした。
でも、実際には児童養護施設は多くあるのかな?
韓国では今では違うかもしれないけど、少し前までは実際に貧しさのために孤児院に入る子供が多くて、海外に里子に出される子が多かったのだとか。
映画『デイジー』でも、アムステルダムに住むチョン・ジヒョンはそんな海外に里子に出された子の演じていたんだ。

でもどうなんだろう…。
なんだか、日本でもneglectなどの子供に関する問題が増えているし(というか表面化してるだけ?)、経済的に閉塞している社会が続くと、どんどんと児童養護施設なんかが逆に必要になってきてしまうんじゃないかな…。
と、そんなことを思ってしまった。

子供は大切にしないとね…。
子供のときに受けた虐めや暴力が、大人になっても繰り返されてしまうという説もあるとか…。
暴力は暴力では解決しないんだ。
せめて、子供には虐めや暴力は向けてほしくない…。

って、話が映画からはだいぶ離れてしまいました。
決して、映画の中では暴力や虐めを描いてはいません。

2010年10月9日より岩波ホールにてロードショー

by dobbymylove | 2010-10-07 16:02 | Movie