舞台『ハーパー・リーガン』@PARCO劇場
PARCO劇場で『ハーパー・リーガン』を観劇。
作 サイモン・スティーヴンス
訳 薛 珠麗
演出 長塚圭史
出演 小林聡美 山崎一 美波 大河内浩 福田転球 間宮祥太朗 木野花
【あらすじ】
父親危篤の知らせを受け、職場の上司に休日を願い出るも、ことなげに断られたハーバー。そんな些細なことをきっかけにして、ある秋の夜、ハーパー・リーガンは家庭を、夫を、娘を置いて歩き出す。誰にも告げず飛び出した、「私」の旅の先に待っているものは――。
小林聡美主演ということで観ました。
音楽・セットは最高!
ストーリーはイギリス・インディ映画にありがち?
ケイト・ブランシェットあたりが演じていそうな…。
もしくは、同じくケイト・ウィンスレット???
ひとりの40代の女性が別れた父親の危篤を聞き、家族にも告げずに生まれ故郷?のマンチェスターを訪れる。
彼女には夫も娘もいて、ふたりともどこか上手くいっていない。でも、彼女はどこかそれを受け入れ、大事にしないようにしている。
それが、マンチェスターを訪れ、父親の死に目には会えず、一晩を見知らぬ男と過ごし、仲たがいしていた母親と会い、それまで中に溜めていたものを吐き出す…。
それが、自分の人生を考えるということだったのかもしれない。
演出が悪いのか、淡々と進むというよりは、だらだら…。
特に前半はあまりにもだらだら…。眠くてたまりませんでした。
隣の男性もうとうと…。どび~もうとうと…。
どうしようかと思ってしまいました。(苦笑)
しかし、休憩を終えた後半。
仲たがいしていた母親と出会う部分あたりは、面白かった。
小林聡美さんの演技だけでなく、それは母親役の木野花さんの功績が大きい気がする。
ぐっと引き締まったというか…。
もちろん物語のクライマックス的な部分なのかもしれないが…。
ぐぐぐっと。
この部分の丁々発止は非常に面白かった。
そんな中、出物は間宮祥太朗くん。
近所に住む少年役ですが、遠くから見てもなんとも美少年という感じです。
1993年生まれということは、17歳?
若い…。
by dobbymylove | 2010-09-23 20:00 | Theater