本『楽園』

宮部みゆき作の小説で、前後編2冊の大作。
どび~はこの頃、海外に出るときにハードカバーを1冊持って行くので、この小説もそれぞれを読むのには時間はかかってないけれど、2冊を読み終えるには1か月かかっちゃってます。(^o^;)

今回の話は、『模倣犯』の滋子さんというジャーナリストが主人公だけれど、まるで『模倣犯』とは関係ない。同じ登場人物はいるけれど、事件そのものとは関係ないし…。
2つのまるっきり関係ないと思われた話が重なるところとかは、こうまとめたか…って感じはしたけてど、う~ん、どうなんだろうか…。

正直、『火車』や『模倣犯』のときの最後の高揚はない。
特に『火車』はすごかった。
読み終わったとき、ああ、終わっちゃうのか…っていう大好きな連続ドラマの終わりのような寂しさを感じた程だった。
それは、今回はなかったな…。
次に期待ですね。

by dobbymylove | 2008-12-12 18:09 | Book