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WOWOW『フロスト×ニクソン』

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映画『フロスト×ニクソン』をWOWOWで観る。

実は、どび~はWOWOWでも映画をちょいちょい観ているが、DVDや録画の悪い癖で面白くないと思うと、ついつい早送りをしてしまう。そんな中、結構(!)きっちりと観て、その上、面白いと思ったのがこの『フロスト×ニクソン』だった。

どび~がウォーターゲート事件のことを知ったのは、映画『大統領の陰謀』だったと思う。それも実際に映画が製作されてからだいぶ後だっと思う。その頃には、もちろんニクソン大統領のことも、ウォーターゲート事件のことも名前は知っていた。でも、何が何だか…という程度だったと思う。いや、実際のところ、今でも把握しているとは言い難いのだけれど…。

ということで、ウォーターゲート事件をGoogleしてみた。
本当はかなり複雑な内容で2年以上に渡ることなので、ここでは書ききれないので(まあ、書くっていうよりは引用するだけですが)、かなりの勢いでそれをはしょってみた。

1972年6月17日午前2時30分、ワシントンのウォーターゲート・ビル内にある民主党全国委員会本部に侵入した5人の男がガードマンにつかまった。これが事件の発端である。これらの人物の取り調べから、ホワイトハウスの指示によるスパイ計画が暴露され、何人もの政府高官が関与していることが発覚した。元司法長官(事件当時はニクソン大統領再選委員会の責任者である)ジョン・ミッチェル、ホワイトハウス法律顧問ジョン・ディーン、ホワイトハウス首席補佐官H・R・ハルドマン、ホワイトハウス国内問題担当特別補佐官ジョン・アーリックマン、そしてニクソン大統領本人である。ニクソン大統領は野党である民主党本部のあるウォーターゲート・ビルに盗聴器を仕掛けるよう指示した。しかし、事件発覚後もニクソン大統領はFBIに圧力を掛け捜査を妨害、そして自らの罪を認めず、人々から反感を買い、74年に辞職した。大統領の辞任はアメリカ史上はじめてのことである。1カ月後、後任の大統領ジェラルド・フォードは、ニクソンが大統領在任中におかした罪のすべてに特赦をあたえると発表。ニクソンはこれ以後、連邦の訴追をまぬがれたのである。

映画『大統領の陰謀』は、この事件を暴いた2人の新聞記者たちの取材活動を克明に描いたダスティン・ホフマン、ロバート・レッドフォード共演の傑作なのだ。
小難しい社会派映画ながらも、ぐいぐいと引きつけられて魅入ってしまったのを覚えている。
まあ、ロバート・レッドフォードがカッコよかったってのも大きいんですけどね…。

そして、この映画『フロスト×ニクソン』は、まさにその後を描いている。

1977年。イギリスでは有名だったデヴィッド・フロスト(マイケル・シーン)。彼はテレビを観ている時に、ニクソン元大統領(フランク・ランジェラ)に興味を持つ。彼は友人でプロデューサーのジョン・バート(マシュー・マクファディン)にニクソンへのインタビューを提案し、元大統領の住むカリフォルニアへ発つ。60万ドル(現数億円)と言われるニクソン側の要求額を満たすため全財産を注ぎ、友人からも借金をし、フロストは全アメリカが望むウォーターゲート事件の真相をニクソンの口から引き出すためインタビューに挑むが…。

映画は、デヴィッド・フロストのチームがニクソン元大統領にインタビューに挑むまでの様子、インタービューの様子も描かれるが、同時に、チームのスタッフやニクソン元大統領のシークレットサービスの証言などがドキュメンタリータッチ(タッチというのは、映画の中で演じている役者がドキュメンタリーのように証言しているから)に紹介されている。

そんなところもまた緊張感を与えているのかもしれない。
しかし、この映画は決して緊張感あふれる映画というわけではない。

というのは、元コメディアンであるデヴィッド・フロストという主人公の様子が含まれているからだ。

彼は人気司会者で、それもニュースというよりはエンタテインメント中心、プレイボーイで、と日本で言うとみのもんた?というところなのか?

もともと、彼はニクソン元大統領に政治的に興味があったわけでも、事件の真相を暴こうとしていたとも思えない。
彼は、ニクソン元大統領から事件の真相を聞き出すインタビューを行えば、一攫千金を手にし、アメリカでの成功も手に入れられると思っただけだった。
だから、彼自身は最後の最後になるまで事件の真相を、自分自身では調べつくしていない。
お調子者という印象そのままである。
しかし、最終日の前の晩、彼のもとに元大統領から電話がかかってくる。
そして、彼は触発され、書類を調べテープを聞きなおし、あることに気づき、スタッフに証拠を探しださせ、最後のインタビューに挑んでいくのだ。

その最後のインタビューで、フロストは元大統領から、ウォーターゲート事件の発端となった違法な盗聴活動について「憲法や国家を守るためには、憲法違反の恐れがある行為も合法である」という発言を聞き出す。そして、フロストは「それでは国民に対してはなんと?」と問いかける。そのとき、元大統領は何も言えなくなってしまう。そして、彼は国民に失望させてしまったと述べる。その表情をTVに収めたことにより、元大統領は二度と政界に復帰することはなくなった…。

その姿はなんとも哀しい。哀れなものだった。元大統領が認めたくなかった敗北感。

このインタビューを元大統領はルールなしの格闘技と捉えていたが、完全なるフロスト側の勝利となったのだ。

このいい加減極まりないお調子者の、しかし、何やら本当は頭が切れる人物と思われるデヴィッド・フロストという人はどんな人なのだろうか?と気になった。Googleしても英語のプロフィールはあっても、日本語ではでてこない。
今でもご健在で、今年71歳になるらしいです。

そんな中、こんな文章を別のHPで発見。

フロストは、コメディアン出身ならではのジョークを散りばめた軽妙なトーク術と、愛嬌のあるキャラクターで人気を集めており、とても元アメリカ大統領に勝負を挑むとは思えないお調子者。実際のフロストも知性を見せずともかなりのインテリだったらしい。しかし実はそれが彼の最大の武器でもある。そのチャーミングな笑顔の裏に最後の切り札を隠し持ち、相手が「勝った!」と油断をしたすきに、サッと本音を引き出すフロストの手腕は鮮やかだ。一見お調子者にみえて実は策士なフロスト。これこそが名インタビュアーの条件なのだ。

なるほど…。実際に、彼はケンブリッジを卒業している。
そう考えると、映画の中のマーチン・シーンという俳優は、舞台でもフロストを演じていたらしいが、本物デヴィッド・フロストを熟知して演じていた気がする。

日本で公開された時はほとんどヒットしなかったかもしれない。
まあ、内容が内容だけに難しいかもしれないけれど、観てみると、そんなこととは関係なく面白い。
受験生のみなさん、現代史の勉強の一つと思って観てみませんか?

by dobbymylove | 2010-02-28 22:10 | Movie

映画『バレンタインデー』

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今頃ですが映画『バレンタインデー』を観る。

『ニューヨーク、アイラブユー』とどこか似ている。でも、もちろん違う。

こちらは西海岸・LAを舞台にしたラブストーリー。そして、ひとりの監督によるアンサンブルラブストーリーなのだから…。

ストーリー: 「プリティ・ウーマン」「プリティ・プリンセス」のゲイリー・マーシャル監督による恋愛群像劇。ロサンゼルスを舞台に、2月14日のバレンタイン・デイをめぐって、新たに生まれるカップル、別れるカップルがそれぞれに交錯しながら恋に一喜一憂する姿が描かれる。出演はジェシカ・アルバ、ブラッドリー・クーパー、アン・ハサウェイ、ジュリア・ロバーツ、ジェイミー・フォックス、アシュトン・カッチャーほか。

アメリカ人にとって、というか欧米人というべきなのか…、バレンタインデーというのはクリスマスや新年以上に重要なことなのかもしれない。
昔、ニューヨークでは年末(クリスマス)からバレンタインデーにかけての期間、最も自殺者が多いという記事を読んだことがあった。
つまり、簡単に言うと、ニューヨークはカップルが基本単位とされ、ラブラブな人が多くなるこの期間に恋人がいないシングルは耐えられなくなり、自殺してしまうというのだ。

そんなことを聞いたことがあったので、映画の中で有名アメフト選手の広報を担当しているエージェントが、仕事が忙しくて恋人がいつもいない。そのため、毎年2月14日はひとりぼっちの人を集めて「バレンタイン大っ嫌いパーティ」を開いているというところで、あ、そうそう…みたいに思った次第。彼女の秘書曰く、クリスマスなどは大丈夫、でもバレンタインだけは精神的にボロボロになっている…とか…。
そこまで人を追い詰めるバレンタインって…って感じです。
映画の最後では、そんな彼女にもやっと幸せが訪れそうな予感が描かれている。

そこが、ハリウッド映画の王道…というところで、『ニューヨーク、アイラブユー』との違いかもしれない…。

さてさて、この映画の一番の面白さはシャーリー・マクレーンヘクター・エリゾンドの老夫婦。

恋愛関係、特に結婚関係を長く続けたいと思ったら、たとえ浮気をしても、死ぬまで相手に言うなということかもしれない。60年経っている夫婦ですら、大昔の浮気話を聞かされると気持ちの良いものではないようだ。それはそうだろう…。
一番は浮気をしないこと。
してしまった愚か者は、パートナーの方が本当は大切と考えるのならば、その浮気をさっさとやめて、パートナーには一生言わないことなのだ。

そして、チョコレート会社に踊らされている日本と違って、欧米ではお花を贈るのが多いみたい。そして、男性からも女性からも愛する人に贈る、そして愛を確かめ合うのが本当のバレンタインデーなのです。

ま、どび~はチョコレート好きですけどね…。

2月12日より丸の内ルーブルほかにてロードショー

by dobbymylove | 2010-02-27 21:53 | Movie

映画『恋するベイカリー』

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映画『恋するベイカリー』を観る。

ある意味安心して見られるハリウッド王道映画でございます。

ストーリー: ジェーン(メリル・ストリープ)は、立派に3人の子供を育て上げた母親で、N.Y.タイムズ紙で全米No.1の評価を獲得したパン・オ・ショコラが大人気のベーカリーを経営する実業家。10年前に子供たちの父親でもある敏腕弁護士のジェイク(アレック・ボールドウィン)と別れ、シングルライフを子供たちや友人たちと謳歌していた。でも、彼女は何か心満たされない日々を送っている。春さしかかるある日、N.Y.の息子の大学卒業式に出席するためホテルに滞在することに。その晩、ホテルのバー・カウンターで運命のいたずらが。カウンターの先にはなんとジェイクの姿があったのだ。ふたりは、久々の純真なディナーを楽しんでいるつもりだったが、思わぬ出来事に発展してしまう…。

ここにパン・オ・ショコラとありますが、映画ではクロワッサン・オ・ショコラのことですね…。
パン・オ・ショコラとクロワッサン・オ・ショコラは違うんじゃないか????もしくはチョコレート・クロワッサンですな。
まあ、良いけど…。
映画の中では結構重要なアイテムになってます。
どび~も好きです。クロワッサン・オ・ショコラ。

さて、原題はIt's Complicated!
直訳すると<なんて複雑な!>とか<こんがらがってる!>みたいな感じでしょうか?
まあ、元夫は不倫で離婚したのに、今度はやっと落ち着いた彼女の元によりを戻しにやってくる。
加えて、大学卒業する息子やら、結婚間近の娘とか、3人子供はいるけど、子供たちは両親と一緒にいる久々の家族団欒は楽しい(新鮮!)けれど、両親がよりを戻すのはちょっと…みたいな…。
まあ、ある意味、complicated なわけです。
ま、そんな子供心っていうのも、離婚の多い現代を表してるのかもね…。
くっついたり、離れたりすれば良いってものでもないわけですよ…。
1年ぐらいで仲良くよりを戻すならともかく10年経ってっていうと、子供たちの気持ちも変わってますからねえ…。

でも、それを日本語のタイトルにすると、わけがわかららなくなっちゃうので、考えられたのが『恋するベーカリー』

これを陳腐というのか、それとも上手い!と思うのかは、映画を観た人次第というところでしょうか…。
どび~は、ある意味上手い!と思いますよ。
陳腐だけど、わかりやすいじゃないですか…。なんとなくね…。

それに映画自体も会話が楽しい!
な~るほどねえ~って、返し方をしています。
DVDを買って、英語の勉強したくなっちゃう感じですよ。

それにしても…、
アレックス・ボールドウィン
まあ、笑いの種としてなんですが、あの体型はいかがなものか…。
堅そうな、そして太い…。でかい…。

メリル・ストリープが「Big Man!」って呼び続けると、「それはオレが太ってるからか?それとも鷹揚だからか?」みたいなことを言っていて(特に後半は忘れてしまった)、「ごめんなさいね。」みたいに言うのを忘れるシーンがあるけれど、いや、デブってことですよ…って感じでした。
それもブヨブヨじゃない、ガッチガチみたいな…。
ああいう体型も珍しい…。(笑)
ま、50代の、それも離婚して10年経ってるふたりだからね…。
仕方ありません…。

この映画は中年女性に期待を与えてくれます!何しろメリル・ストリープですからねえ…。
主人公のジェーンは10年前に夫ジェイクに若い女性と不倫されて離婚した女性。
この若い女性って言うのがステレオタイプにビッチとして描かれてます。
ジェイクが離婚した後、別の男性に走り妊娠して、またジェイクに戻ったような女。
当初は敏腕弁護士のジェイクを尊敬していたけれど、最近では尊敬の念もなく、かつ子供も彼の言うことを聞かない我侭っぷり…。
そんな状態の彼が生き生きして包容力ある魅力的な女性ジェーンに戻るのは当然???ってわけです。
そして、別のBF候補者となる建築家のアダム(ちょっと懐かしいスティーブ・マーチン)も、<あなたの魅力には年齢も含まれてるんだよ>みたいなことを言ってくれる。

どうですか?

若さだけじゃないんですよ~って40代、50代女性の希望を与えてくれるような台詞が満載なのです。

う~ん。いいじゃないですか…。
ちょっと体型が崩れたって、生き生きしてて、魅力的でありたい!

しかし、どび~には足りないものがありすぎるなあ…。

2月19日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー

by dobbymylove | 2010-02-23 18:47 | Movie

映画『ニューヨーク、アイラブユー』

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2月27日公開の映画『ニューヨーク、アイラブユー』を一足先に観ました。

ストーリー: 大都会ニューヨークを舞台に、さまざまな愛の物語が展開する珠玉のアンサンブル・ムービー。

日本の岩井俊二、初監督に挑戦した女優のナタリー・ポートマンをはじめ、各国の多彩な監督11人が参加。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのオーランド・ブルームら、豪華キャストが結集し、あらゆる形の愛のドラマを作り上げている。セントラル・パークやブライトン・ビーチなど、ニューヨークならではスポットが登場するのも見どころ。


NYに行ってないなあ…。
いつだっけ、最後に行ったの…。
去年も行こうと思ったのに、行けなかったし、今年も行けそうにないなあ…。

いや、今回は映画の話でした。

NYを舞台にした11つの短編集。
どび~はオムニバスとか、アンサンブル・ムービーとか言い方は色々とあるけれど、短編集は小説でも映画でも基本的には好きじゃない。
大抵、一本は面白くなくて、それがあとを引いて、全体を悪くしちゃう。
そういうことが多いから…。

でも、この映画は良かった。

たぶん、悪いってのがなかったのと、NYというどび~’s favoriteがすべてを繋げていたからかもしれない。

だからかな?
どうしてもひとつのエピソードが終わると、気持ちは途切れちゃうんだけど、全部を見終わった後に、心地よさが残ってた。
それは、面白い短編集、小説であれ、コミックであれ、を読んだ後と同じだった。

特に、どび~が気に入ったのは岩井俊二監督のエピソード。

まさに、写真のオーランド・ブルームクリスティナ・リッチが出演するエピソードだ。
といっても、クリスティナ・リッチはほとんど出てこない。
ふたりはずっと電話で会話をしているから…。
映画の音楽を書いている作曲家と無理難題を押し付ける映画監督のアシスタントという関係だ。
書けなくなっている作曲家のために、どうにか助けようとする彼女。
そんなふたりの会話を楽しむエピソードだ。

ファンタジーです。

電話の会話から恋が芽生えるのか…。

それも普段、希薄な関係が多い大都会のNYだからこそ、起こりえるのか?

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない…。

でも、NYだからこそ?って感じがするのがNYらしいところ…。

だって、東京じゃ、起こらないでしょう?ってとこから始まりません?

そんなことないのかなあ…。

こんな風に好みのエピソードを見つけるのも楽しいかも…。
好みのエピソードが合った相手なら、きっと気が会う気がする…。
いや、合わなかった合わなかったらデ、会話を楽しめば良いのですけどね…。

2月27日 TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー

by dobbymylove | 2010-02-22 20:54 | Movie

映画『ルドandクルシ』

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映画『ルドandクルシ』を観る。

ストーリー: 『天国の口、終りの楽園。』で共演した、メキシコを代表する俳優であるガエル・ガルシア・ベルナル、ディエゴ・ルナが再びタッグを組んだ人間ドラマ。片田舎で働くサッカーが得意な兄弟が、スカウトの目に留まりサッカー選手となっていくさまを、社会風刺を交えつつコメディータッチで描いていく。

監督は、『天国の口、終りの楽園。』で脚本を務めたカルロス・キュアロン。また、プロデューサーにはアルフォンソ・キュアロン、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ギレルモ・デル・トロが名を連ねている。


なんとも乗れない映画だったなあ…。

カッコいいと思ってたガエル・ガルシア・ベルナルも、ディエゴ・ルナもかっこよくない。
むしろダサい。

そのダサさは狙っている感じのダサさだ。

ってことは思惑通りなのかもしれない…。

それを面白おかしく思えると、きっと乗れたんだと思う。

しかし、どび~には乗れなかった。

どうしようもなかった。

最後の最後まで…。

ラテンなのに…。

面白いところあるのに…。

乗れない…。

そういう映画ってあるもんです。

なので、ツボにはまった人は大絶賛してると思います。

2月20日 渋谷シネマライズ他にて全国ロードショー

by dobbymylove | 2010-02-22 20:32 | Movie

映画『パレード』

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映画『パレード』を観る。

ストーリー: 映画会社勤務の直輝(藤原竜也)、イラストレーター志望の未来(香里奈)、フリーターの琴美(貫地谷しほり)、大学生の良介(小出恵介)たちは、2LDKマンションで共同生活を送っていた。それぞれが不安や焦燥感を抱えながら、怠惰な共同生活を続けていたが、男娼のサトル(林遣都)が現われたことで変化が起こり始め……。

シュールな映画だ。
どび~は嫌いじゃありません。
特に、音楽が好き。
それが一番かもしれない。
音楽に乗せられて映画の中に入っていった気がする。

結末の意外性とか、意外なんだけど、意外じゃない…。
どっかでありそうな感じ。

主人公は若者たちじゃなくて、同居スペースの2LDKのマンションなんだと監督が言っていたような(なんかのインタビューで)。
そこに住む若者4人は、どこか曖昧だ。
それぞれの生活に深く関わっていない。
それは今時の優しさなのか?
それとも冷たさなのか?

どび~は優しさなんじゃないかと思った。
でも、よく考えていると、関わりたくないんだな。
一緒に住んでるのに…。
ただ単に寂しさを紛らわしているだけなのだ。
それは本当の優しさじゃない。

かと言って、冷たさでもないのかもしれないけど…。

それが意外と心地よかった。


2月20日 渋谷シネクイント他にて全国ロードショー

by dobbymylove | 2010-02-22 19:07 | Movie

本『静人日記』

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天童荒太原作の『静人日記』 を読了。

この本は『悼む人』の主人公の日記です。

どび~は『悼む人』を読んでいます。なので、どんなことを書いていたかをチェックしようと、前のブログをめくってみました。

ない!

『悼む人』のブログがない…。
確かに書いてるはずなのに…。
でも書き忘れたのかも…。
かと言って、『悼む人』の感想は今更書けないかも…ってぐらい前だ…。

はあああ。

取敢えず、『静人日記』です。

ある意味とても不思議な本だと思う。
ひとつの小説の主人公の日記であり、かつ、その主人公は実在していない。
つまりは原作者が書いているフィクションなのだ。

それも、原作者は『悼む人』の主人公の気持ちを理解する?ためにこの日記を書き始めたとか…。

つまりは常にこの原作者=天童荒太という人は、自分の創造物を作りながらも、外にいようとしている。ということを表しているのか?
いや、彼は小説の中に入り込む必要があった。だから、主人公の日記ですら書き始めたということなのだ。
そのぐらい、原作者にとって『悼む人』は大切な存在ということかもしれない…。

さて、読み始めた当初、どび~はなかなか読み進めることができなかった。
言ってみれば、何しろ他人の日記だ。
そして、彼の行動は遥か昔に読んでいた(と言っても1年ぐらい前)。
それも、どび~は夜眠る前に読むようにしていた。
そのため、少し読むと良い具合に眠気に誘われていた。
他人の死を悼む日記…。
それも、その人の死の原因だけでなくその人が愛されていたことを悼む日記。
ある意味、哀しい内容だが涙を誘うということはなかった。
むしろ、沈静させてくれる…という感じだったのかもしれない。

人は、他人の哀しみに癒されることがある。
だから、悲劇を描いた演劇・本・映画は時として人気を得る。
他人の哀しみにより、自分の小さな幸福を再認識するのか、自分の不幸と同じ思いをしている人がいることに安堵するのか…。
かなりブラックだが、その虚構の哀しみに癒されることは事実だ。

それが、今回はどび~にとっては沈静であり、眠りとなった。
実際、なかなか心地よい導眠だったと思う。

しかし、後半戦、無論、睡魔には襲われたが、眠りに付くまでの頁数が一気に増えていった。
それは、『悼む人』
の最後を忘れていたから、気になったということもあるが、この日記がどう終わるのかが気になったからということが大きい。

そういう点では、ちょっと物足りなかった。
なんとなく中途半端な…。
まだ彼の日記は終わっていないと思ったのが…、違うだろうか?

by dobbymylove | 2010-02-21 12:29 | Book

本『東京育ちの京都探訪―火水さまの京(みやこ) 』

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今秋京都に行く前には読み終わっていたのに、感想を書き忘れてた。
京都に住み始めて12年というエッセイストの麻生圭子さん著の本東京育ちの京都探訪―火水さまの京(みやこ) を読了。

結婚して京都に住んで12年…。なんて素敵…。
今のどび~にとってある意味憧れの存在であります。

そんな麻生圭子さんの京都に関するエッセイ集です。
それも水の神、火の神といった神様と京都人の関係をわかりやすく、説明してくれている。それも、東京育ちだからこそ間違っていた経験などを交えて…。

パワースポット&ファッションから京都にハマっていたどび~にはぴったりな導入でございます。

それにしても、水の神様、火の神様の祭事のことが諸々書かれているのですが、これが実にうらやましい…。京都に住んでいたら、紹介されている祭事を堪能できたのに…。東京在住のどび~にはなかなかそうはいかない…。
うらやましい…。
いいなあ~。

ただただ、パワースポットと信じて巡るどび~だったんですが、勤勉じゃないのでガイドブックをきっちりと読むことはしてません。それでも、この本を読んで、そうか、あの神社にはこういう祭事があって、こういうことがあるんだなあ…って感じいることができました。

いやあ、もっともっと京都にハマるどび~です。

あと、この本を読む中、気付いたことがあった。
小説家というかエッセイも書いている林真理子という人がいる。
どうにも、どび~はあの人が好きになれない。
なんとも言えず上から目線を感じてしまうからだ。
いくらセレブめいたことを書いていても(実際はセレブということなのかもしれないが)、品が感じられない…。
いくら自分を卑下した言い方をしていても、「わたしってすごいでしょ?」「わたしってセレブでしょ?」みたいに感じてしまうからだ。
そこが、この本を読んでいて、麻生圭子さんの文章には違うなあ…と思ってしまった。
いや、これはどび~が京都にハマっていて、麻生圭子さんのスタイルに憧れているからに過ぎないんだと思うんですけどねえ…。
なんだか、何度も何度も比較しちゃったんですよねえ…。
ははは。

by dobbymylove | 2010-02-13 23:06 | Book

京都: 竹の箸

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この間の京旅行から気に入っているものがある。
実は、京都デザインハウスで買った竹の箸なのだ。
まずは二膳買ってみた。
自分で使ってみると、重さが足りないかな?と思いつつ、使いやすい。
ということで、今回、追加で三膳買ってみました。
ほほほ。

by dobbymylove | 2010-02-11 19:00 | 京都

京都:イノダコーヒー本店

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こう雨が降って寒いと、ついついカフェに入る。
今日三軒目のカフェはイノダコーヒー本店となった。
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流石にケーキは頼みません。
イノダコーヒーは以前モーニングを食べるために入ったのだけれど、本店ではな
かったので本店に入ってみたかった。
何せ創業70年であるからして…。
正直、今日は入るつもりはなかったけれど、寒いし、濡れるし、お腹は空いてな
いしってことで入ってしまった。

雰囲気はなんというか、想像してたのと違った。
なんというか、ちょっとホテルのラウンジという感じ。
だから、年配の客層、それも女性が多いかも。
東京で言うと銀座・日本橋にありそうな感じです。

もうお腹がガボガボ…。
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イノダコーヒー本店
住所:京都市中京区堺町通三条下ル道祐町140
TEL:075-221-0507
FAX:075-221-0530
営業時間:7:00~20:00

by dobbymylove | 2010-02-11 17:50 | 京都 Cafe & Dining