本『ナイチンゲールの沈黙』

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海堂尊原作の『ナイチンゲールの沈黙』を読了。

『チームバチスタの栄光』『ジェネラルルージュの凱旋』を映画で見て、本作がその間にある話なのに映画化されてないらしいということを聞いたので、読むことにしました。(どび~は基本的に映画化の原作本を先に読まないことにしているのだ。)

一気に読めました。
ただ、落ちが歌による独白って…。
それも映像が見えてきてって、あまりにも非科学的な気が…。

何とも、キャラクター設定として、たぶん今までにも言われていることだろうけど、白鳥が…。小太りの中年って…。阿部寛でも中村トオルでもないじゃん!
ってことに今になって気づく。
これ、やっぱり先に読んでたら、ええええ?って思ったでしょうねえ~。
まあ、田口講師が女子になって竹内結子が演じてる時点で、そのキャラクター設定は崩れてるんだけどね…。

医療問題を描いているんだから、非科学的な落ちはどうなんだろうか?
ちょっと疑問…。

新作はどうかな?

by dobbymylove | 2009-04-21 10:44 | Book

映画『チェンジリング』 on AF

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今回の旅で見た最後の映画『チェンジリング

実を言うと、クリント・イーストウッド監督作品を見損なうことの多いどび~は、これも見ないで終わる所でした。

1920年代のロサンゼルスで実際に発生したゴードン・ノースコットによるウィネビラ養鶏場殺人事件の被害者家族の実話を元に映画化。

1928年のロサンゼルス。シングルマザーである電話会社に勤務するクリスティンの息子ウォルターが姿を消す。警察に捜査を依頼し、その5ヵ月後、警察からウォルターを保護したと朗報が入る。クリスティンは再会を果たしたが、ウォルターによく似た別人だった。警察にそのことを主張すると、彼女は「精神異常者」として精神病院に収容されてしまった。この事件の背後には当時のロサンゼルス市警察の恐るべき体質が隠されていた…。

って、5ヶ月間ぐらいじゃ別人だってことはわかるだろう!

それを「精神異常者」として警察に収容するって、どういうこと???

苦情を言う女性を「精神異常者」だと決めつける女性蔑視ぶりや警察の腐敗が暴かれる公聴会は、なかなか気持ちが良いのだが、そこに至るまでの月日を考えると、彼女の精神的負担は重過ぎる。

これが実話だったってことを考えると、恐ろしい世の中だったってことです。

今でもあったりする…かもしれない…。

by dobbymylove | 2009-04-20 12:09 | Movie

映画『レイチェルの結婚』 on AF

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これまた先週末に日本でも公開された映画『レイチェルの結婚を飛行機で見た。

レイチェルの結婚はフィクションではあるが、全編、16ミリの手持ちカメラで撮影されている。
観客が結婚式に招かれたゲストの一人となって、バックマン家の人々のドラマに立ち会う形になっている。
だからか?
なんだか、ちょいと昔によくあった映画って感じがしなくもない。ってのが、どび~の感想。
そして、ある意味でイタイ映画なのだ。

長女レイチェルの結婚式の2日前に、次女のキムが薬物治療の施設から戻ってくる。
家のなかは、レイチェルの結婚式の準備で大わらわ。父や姉は自然体を装いつつも、どこか腫れ物に触るようにキムと接する。キムはその態度を敏感に察知し、家族のなかに自分の居場所がないと感じ、駄々っ子よろしく周囲の関心を自分に引こうとする…。そんな彼女に、レイチェルの親友は他人だからかキムの我侭さを容赦なく反論し…。どんどんとキムの駄々っ子ぶりはどつぼに入っていく…。そんな彼女たちを見て何もできない父親(父親は再婚し、新しい妻と一緒にいる)や結婚式に遅れてやってくる母。

どび~はこの映画を見ながら、ある意味で自分の小さい頃をキムに投影していた。どび~は駄々っ子だったのだ。
だから、自分が中心でない家族の行事のときに、いつも自分の居場所がないと感じていたのかもしれない…。
そんなどび~を見て、兄はいつもどび~のことを怒っていて、2日も一緒にいるといつも喧嘩…。(それは今でも同じというか、大人になると昔を思い出すのか、兄の怒りは増徴されていった気がする。)
まさに、映画の中のレイチェルとキムみたいだ。
だから、どび~にとっては、この映画はイタイ映画なのだ。

これもよくできた映画なのかもしれない。
でも、個人的に2度見るのは辛すぎる…。

最後に、どび~が一番気になったのが、父親の悲しそうな表情だった。
レイチェルとキムの喧嘩する姿を見て、うろたえ、どう声を掛けてよいかわからないでいる。
ふたり共愛しているから。
どび~の父親も、同じような表情をよくしていた気がする。

by dobbymylove | 2009-04-20 11:44 | Movie

映画『スラムドッグ・ミリオネア』 on AF

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日本でも先週末公開されて、結構入っているという噂の『スラムドッグ・ミリオネア』を飛行機で見ました。
よくできた映画だなあってのが正直な感想。でも、すっごい感動っていうのとはちょいと違った。(それが本音。)

インドの持つ爆発するエネルギーが溢れている。
それをダニー・ボイルがいつものようにテンポよく描いてきます。

教育を受けていないスラム街出身の少年がクイズ番組で正解していく過程で、そのクイズ1問1問に答えを出す理由を回想する間に、自分が経験してきた問題点や、兄弟関係、恋愛なども絡まって描写されていく展開が面白い。

本題とはそれてると思うけど、どび~が一番に感じたのは、主人公の少年は教育を受けていないだけで、本当はとても優秀なんだよねってこと。
だから、ひとつひとつの思い出というか、経験してきたことが頭の片隅に残されていて、それを引き出すことができた。
所謂、勉強ってそういうことなんじゃないか?って思った。
学校行くだけが勉強じゃないんだって。

もちろん、主人公の少年たちが置かれている状況は悲惨で、人身売買すら未だにある。
そこから抜け出そうとし続け、愛する少女を救い出そうとする主人公、そこから抜け出すことができずに裏の世界に入ってしまった親友。
これほどまでに追い詰められた状況は日本にはないけれど、そんな社会がまだ世界にはあるってことを知りつつ、自分の置かれた平和で幸せな社会を大事にしたいし、自堕落に、自暴自棄になってしまいがいな少年少女たちは自分がいかに幸せであるかをもう一回考えてほしいなあ~。

by dobbymylove | 2009-04-20 11:23 | Movie

映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 on AF

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映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生を行きの飛行機で見ました。
(って、4本見ました。)

この映画は167分もあったために、劇場公開時になかなか時間が合わなくて見られなかったので、飛行機で見られて良かった!

F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を『セブン』のデヴィッド・フィンチャーが映画化した感動巨編。第一次世界大戦時から21世紀に至るまでのニューオリンズを舞台に、80代で生まれ、徐々に若返っていく男の数奇な運命が描かれている。

ってありえない話です。ありえないっていうか、ファンタジーか…。

まあ、彼が生まれたときに、実際は80歳代なわけだけど、80歳代ってことがわかってない。
それでも、どんどんと若返っていくと、自分の死期は言わずとわかり始める。
何しろ、0歳になったらその後はないわけで…。
自分の死期がわかってしまう人生って…。
つらいなあ~。
それでも、愛する人にも出会えて、かつ色々な人々の愛に包まれえて、彼は彼で幸せだったんだよね。

映画としてどうとか…って言うことよりもデヴィッド・フィンチャーXブラット・ピットっていう安心感が、この映画の最大の売りなのかもしれない。

このスタッフ&キャストがなかったら、やっちゃった感がでちゃう映画になってたかもしれないもんね…。

by dobbymylove | 2009-04-20 11:02 | Movie

アムステルダムの空港

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突然現れた青い光。
シーフード&バーのお店でした。
この街は空港から色が溢れてます。

by dobbymylove | 2009-04-19 14:17 | オランダ

アムステルダムの橋

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運河の街アムステルダムらしく、船が行き交えるように吊り上げ式の橋がかかってます。

by dobbymylove | 2009-04-19 14:12 | オランダ

アムステルダム

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今日、早々と帰国します。
3泊5日の旅。
無事に旧友の葬儀も終わりました。
200人ぐらいの友が世界中から集まっていました。
彼は美味しいもの、美しいもの、たのしいことが好きで、人と人を繋げる名人だった。
彼の葬儀が、死後もなお、どび~たちを繋ぎ合わせてくれるようだった。
葬儀に出て思ったこと。
色々あったのだと思うけど、彼は幸せだったと思う…。

by dobbymylove | 2009-04-19 14:10 | オランダ

アムステルダム

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今、アムステルダムにいます。
旧友の葬儀に列席するため。
あまりにも突然の死去で、未だに半分夢を見ている気がする。
それでも、昨晩友たちと再会し、そこに彼がいないのを目の当たりにすると、そうか、彼はいないのだと実感してしまい、涙が溢れる。
彼は面白くて、嫉妬深く、そして優しさに溢れていた。誰にとっても唯一無二の人だった。
そして、こんなに綺麗な街アムステルダムにどび~はやって来ました。
彼はここで育ったのか…。
彼は美しいものが好きだった。
この街の美しさをいつまでも守っていってほしい…。
ご冥福を。

by dobbymylove | 2009-04-17 15:18 | オランダ

本『造花の蜜』

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連城三城彦原作の『造花の蜜』を読了。
結構なボリュームでした。
誘拐事件をモチーフにしたミステリー。

造花の蜜はどんな妖しい香りを放つのだろうか…その二月末日に発生した誘拐事件で、香奈子が一番大きな恐怖に駆られたのは、それより数十分前、八王子に向かう車の中で事件を察知した瞬間でもなければ、二時間後犯人からの最初の連絡を家の電話で受けとった時でもなく、幼稚園の玄関前で担任の高橋がこう言いだした瞬間だった。高橋は開き直ったような落ち着いた声で、「だって、私、お母さんに…あなたにちゃんと圭太クン渡したじゃないですか」。それは、この誘拐事件のほんの序幕にすぎなかった―。 内容(「BOOK」データベースより)

連城三城彦原作の本って、すごい昔に続けて読んでいたなあ~(いつもの遠い目)。
ミステリーありの、恋愛物ありのって感じだった気がする。

それがいつのまにか遠のいて…、久しぶりに好評さを聞いて読んでみようと思った本作品。

ボリュームばっちりの読み応えでした。
長編だけに、途中ちょいと中だるみしなくはなかったけど、とりあえず前に進むみたいな感じで読み進めました。何しろミステリーで、どんでん返しの繰り返しだって聞いていたもので…。
一体、誰が犯人なんだ???の繰り返し。
そのおかげでとにかく読み進めないと気がすまないって感じです。

最後がちょっと…って感じがしないではないが…、ま、良いのかな???

犯罪をゲーム感覚で進めていく犯罪者。
小説の中だけど、現実味を帯びている感じがする。
非常に怖い世の中ってことかな…。

by dobbymylove | 2009-04-15 20:29 | Book