映画 「親密すぎるうちあけ話」

映画 「親密すぎるうちあけ話」_b0034574_1449171.jpg

パトリス・ルコントの新作「親密すぎるうちあけ話」という作品が公開されてます。
実を言うとこの映画、新作と言っても2004年完成作品です。
だから、新作とはいえないけど、日本で公開される作品としては最新作ってことになるのかな?って感じです。

本当にだいぶ前に見たのでストーリーとか細部はウラ覚えなんですが、何しろ昔のルコントに戻ったって感じたのを覚えてます。「仕立て屋の恋」とか「髪結いの亭主」とかな雰囲気。
ストーリーは
「会計士のウィリアムの事務所に、ある日、ひとりの女性が訪ねてきて、自分の夫との私生活について語り始める。彼女は精神科医を訪ねるつもりが、ノックするドアを間違えてしまっていたのだった…。しかし、彼は自分が会計士だとは言えなくて…。」と言った感じ。

ほらね、ほらね、何となく大人な感じでしょ?
え?何がって?
そうだよねえ、これだけじゃわからないか…。
でも、パトリス・ルコントの「仕立て屋の恋」とか「髪結いの亭主」とか「イヴォンヌの香り」とかを思い出してみて…。
あの頃は背伸びしすぎてたと思ってた世界が、なんていうのかなあ身近にしっくりと感じるわけですよ。
こんなことは日本では起こらないんだけど、パリでは起こってるんじゃないの?みたいなちょっと淡い幻想。ファンタジー。
そんな大人の恋のファンタジーを求めるときはパトリス様・様ですよ。

ほら、何しろ巴里帰りじゃない?どび~って…。(苦笑)

ちょいとカフェオレかエスプレッソを片手に、巴里の雰囲気を味わいたくなるそんな映画なのだわさ。
しかし、本当は秋に見たい映画な気がするなあ~。

by dobbymylove | 2006-06-15 14:53 | Movie