京都: 堂本印象美術館
台風2号が近づいていたと言うのに京都に行ってきました。
さほどひどくなる前だったのですが、それでもこの2日間雨です。
こんなときに神社仏閣もありませんし~、何しろ、鷹雄に行った時は大雨で一瞬行方不明になるんじゃないかという小さな不安に襲われましたからねえ~(ええ、十分に大げさっていうのはわかってるんですけどね)。
それで、どうしようかな~って思って、美術館に行って来ることにしました。
立命館大学の目の前にある堂本印象美術館です。
堂本印象のことはまるで知りませんでした。
でも、この美術館に行ってみると、ある意味、もうひとりの岡本太郎なんです。
いや、ある意味、もっとすごいかも。
知る人は知ってるのかもしれないけど、どび~にはまだまだ知られてないんじゃないかな?
そんなことないのか??
でも、行ってみると、天才の凄さをまたまた思い知ります。
この美術館も、彼が亡くなる前にドアノブから何から何まで自分でデザインしたらしい。
それが、なんとも、おしゃれなんです。
木の椅子も何脚か置かれていますが、これがまた背もたれがすべて違っていて、おしゃれ~。
かつ、ちっこいどび~なんかにはぴったりの大きさ。
ってことは背の高い人には小さいのかも…。
でも、なんとも座りやすい。
ほしいわ~と、どこに置くのか想像もつかないけれど、妄想を抱いておりました。
只今、小さなペン画展もやっていて、どび~は日本画とかよりもそちらに興味津津。
これは、彼がヨーロッパを旅行した時に描いたときのハガキサイズの絵でしたが、墨一色で描かれて、朱の烙印が押されているその絵がなんともおしゃれ~。
ほかにも壁に飾られたレリーフとか、ドアノブとか、陶器とかもありましたが、そのあたりはなんともピカソ風。
金の使い方が良いんですよ。
これまたおしゃれ~。
小さな、小さな美術館です。
でも、時間があったら寄ってみると、今に通じる本物のおしゃれを感じることができるかも?
by dobbymylove | 2011-05-29 22:19 | 京都