映画『精武風雲/The Legend Of Chen Zhen 』 on CI

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今回の台北行きは珍しくチャイナエアラインで行ってきました。
行きはずっと飛行機で寝ていたので映画を一本も観ずじまい。
そこで、帰りに一本観ることに。

選んだのはドニー・イェン主演の『精武風雲/The Legend Of Chen Zhen 』ですこの

このドニー・イェンという俳優さん、もともとアクション指導などをしているだけあって、今の香港映画界ではアクションの腕は天下逸品と言われています。
どうにも悪人顔(笑)というか、日本での人気は今ひとつな感じ。
でも、中華圏では『葉問』の大ヒットなどのおかげで大スターとなっております。
なので主演作品が目白押し。

その一本がこの『精武風雲/The Legend Of Chen Zhen』 です。中秋節(2010年)9月23日に香港で公開されています。

面白かったけど、なんとも珍品だったなあ~。

日中戦争が舞台で日本人は悪者です。
それで、『バットマン』みたいな要素もありつつも、カンフー満載のアクション映画でした。
『バットマン』みたいに仮装する必要性があまりわからな~い。
そこがメインじゃないし…。

そしてこの映画は、1995年に香港で放映されたドニー・イェン主演のTVシリーズ『精武門』の続編らしいです。

第一次大戦時、ヨーロッパ戦線にかり出された中国人労働者。その中の一人に陳真/チェン・ジェンもいた。

その後、日中戦争が始まり、一人の男が上海に現れる。チェン・ジェンだ。彼は本名を名乗らず、上海社会の社交場、クラブ「カサブランカ」に入り込む。同時に、彼は新聞社の仲間たちとレジスタンス活動を行っていた、日本軍が発表した反日中国人リストに載った人々を守るため、ヒット中の映画「覆面戦士」と同じ格好をして、日本軍の暗殺者を殺していく。覆面戦士をやっきになって捜す日本軍大佐。同時に大佐は、かつて自分の武道家の父を殺した男・チェン・ジェンの行方も捜していたのであった…。


という内容。

この映画はEXILEのAKIRAがなぜか出演していますが、彼よりも注目すべきは大佐役の木幡竜という日本人俳優。

誰?

日本語が普通なので、日本から香港に進出した人だと思うのだけど、何とも…。

他にも『南京!南京!』などにも出演しているみたいなので、中華圏を中心に活躍しているんですね。

癖のある顔だなあ…。

それにしても誰?

あと、またもやスー・チーがナイトクラブの歌手・ホステス役(本当は日本軍のスパイ)で出演してるけど、彼女ってそんなに色っぽい存在なのか?
歌が歌えるからなのかなあ~。
そう思うと、人材が少ないのかもね…。

by dobbymylove | 2011-01-22 12:29 | Movie