映画『ニューヨーク、アイラブユー』

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2月27日公開の映画『ニューヨーク、アイラブユー』を一足先に観ました。

ストーリー: 大都会ニューヨークを舞台に、さまざまな愛の物語が展開する珠玉のアンサンブル・ムービー。

日本の岩井俊二、初監督に挑戦した女優のナタリー・ポートマンをはじめ、各国の多彩な監督11人が参加。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのオーランド・ブルームら、豪華キャストが結集し、あらゆる形の愛のドラマを作り上げている。セントラル・パークやブライトン・ビーチなど、ニューヨークならではスポットが登場するのも見どころ。


NYに行ってないなあ…。
いつだっけ、最後に行ったの…。
去年も行こうと思ったのに、行けなかったし、今年も行けそうにないなあ…。

いや、今回は映画の話でした。

NYを舞台にした11つの短編集。
どび~はオムニバスとか、アンサンブル・ムービーとか言い方は色々とあるけれど、短編集は小説でも映画でも基本的には好きじゃない。
大抵、一本は面白くなくて、それがあとを引いて、全体を悪くしちゃう。
そういうことが多いから…。

でも、この映画は良かった。

たぶん、悪いってのがなかったのと、NYというどび~’s favoriteがすべてを繋げていたからかもしれない。

だからかな?
どうしてもひとつのエピソードが終わると、気持ちは途切れちゃうんだけど、全部を見終わった後に、心地よさが残ってた。
それは、面白い短編集、小説であれ、コミックであれ、を読んだ後と同じだった。

特に、どび~が気に入ったのは岩井俊二監督のエピソード。

まさに、写真のオーランド・ブルームクリスティナ・リッチが出演するエピソードだ。
といっても、クリスティナ・リッチはほとんど出てこない。
ふたりはずっと電話で会話をしているから…。
映画の音楽を書いている作曲家と無理難題を押し付ける映画監督のアシスタントという関係だ。
書けなくなっている作曲家のために、どうにか助けようとする彼女。
そんなふたりの会話を楽しむエピソードだ。

ファンタジーです。

電話の会話から恋が芽生えるのか…。

それも普段、希薄な関係が多い大都会のNYだからこそ、起こりえるのか?

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない…。

でも、NYだからこそ?って感じがするのがNYらしいところ…。

だって、東京じゃ、起こらないでしょう?ってとこから始まりません?

そんなことないのかなあ…。

こんな風に好みのエピソードを見つけるのも楽しいかも…。
好みのエピソードが合った相手なら、きっと気が会う気がする…。
いや、合わなかった合わなかったらデ、会話を楽しめば良いのですけどね…。

2月27日 TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー

by dobbymylove | 2010-02-22 20:54 | Movie