映画『チェンジリング』 on AF
今回の旅で見た最後の映画『チェンジリング』。
実を言うと、クリント・イーストウッド監督作品を見損なうことの多いどび~は、これも見ないで終わる所でした。
1920年代のロサンゼルスで実際に発生したゴードン・ノースコットによるウィネビラ養鶏場殺人事件の被害者家族の実話を元に映画化。
1928年のロサンゼルス。シングルマザーである電話会社に勤務するクリスティンの息子ウォルターが姿を消す。警察に捜査を依頼し、その5ヵ月後、警察からウォルターを保護したと朗報が入る。クリスティンは再会を果たしたが、ウォルターによく似た別人だった。警察にそのことを主張すると、彼女は「精神異常者」として精神病院に収容されてしまった。この事件の背後には当時のロサンゼルス市警察の恐るべき体質が隠されていた…。
って、5ヶ月間ぐらいじゃ別人だってことはわかるだろう!
それを「精神異常者」として警察に収容するって、どういうこと???
苦情を言う女性を「精神異常者」だと決めつける女性蔑視ぶりや警察の腐敗が暴かれる公聴会は、なかなか気持ちが良いのだが、そこに至るまでの月日を考えると、彼女の精神的負担は重過ぎる。
これが実話だったってことを考えると、恐ろしい世の中だったってことです。
今でもあったりする…かもしれない…。
by dobbymylove | 2009-04-20 12:09 | Movie